2時間半という長さを感じさせない内容。私は侍や武士道は好きではないけれど、戦士であったオールグレン大尉も侵略に罪の意識を感じている点や、今見ている新撰組の時代と近い点ですんなり入っていけた。ハリウッド映画であることを忘れる程、違和感が少なかった。
 しかしながら、近衛兵がバタバタと死んでいくシーンは辛かった(しんさんのご先祖様は近衛兵)。やはり戦争の基本は人と人との殺し合い。“派兵”や“空爆”が日常の単語になりつつあるが、そこには血なまぐさいものがあり、政治家の判断ひとつで私達の家族がそこに放り込まれた時代もあるのだ。戦争をしながらこんな映画をつくれるアメリカの二面性を“すごい”と感じた。観て損のない映画です

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