職場はいつもAMラジオをかけている。いわゆる“おばちゃん層”向けの番組で私はあまり好きにはなれない。けれど今日の放送の一部はすごく心に残った。
 現在50代の主婦の話。昔、フランスベッドの営業をしていた彼との結婚を畳職人の父に反対されていた。その後二人の仲を認める事にした父は結婚式で唄を唄うという。娘はてっきり父の好きな“陰気な演歌”だと思っていたが、父の選曲は、娘が高校時代に大好きだった流行歌だった…
 この話を聞いて私はとても羨ましかった。私の父は私の好みなど気に掛けた事もないだろう。いつも否定的だった。私は娘の好みを理解できないまでも、知ろうとする気持ちだけは持ち合わせていたいと思う。夜そんな事をしんさんに話すと、しんさんも同じ気持ちで聞いていたという。この気持ち、忘れませんように。

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