とうとうあの日から十年が経った。最近、震災関連の仕事も多く、改めて私個人は“被災者”というのはおこがましい気がする。とはいえ、今の貧乏生活も震災が生んだものだ。しんさんが二十代を“借金返済”に翻弄されているのも震災が原因だ。一緒に生活しているだけで、分かったようなことは言えない。でも、あえて言わしてもらうと(やっぱり言うんかい)大切な人も失わず、若いうちで良かったと思う。震災の手記などを読む機会が多いので、たくさんの人が亡くなり、たくさんの人の傷が癒えていないことがよく分かる。
知ったようなことしか言えませんが、“生きてるだけでまるもうけ”だ、ホンマ。
あの日亡くなってしまった人達に恥ずかしくない生き方をしたい。
知ったようなことしか言えませんが、“生きてるだけでまるもうけ”だ、ホンマ。
あの日亡くなってしまった人達に恥ずかしくない生き方をしたい。
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