我が家のお雛様はまだ飾ってある。私の両親の故郷では3月3日に間に合うように出して、旧暦の節句(四月頭?)に間に合うようにしまうらしいのでそれにならっている。だいたい、出すのに一苦労なのに、少ししか観てもらえないなんて可愛そうだ。クリスマスディスプレーは年々早くなっているのに、お雛様を出すのはせいぜい2月に入ってからだろう。私がお雛様なら泣くぞ。お雛様の取説(機械みたい)にも、“日にちにこだわらず、天気の良い、時間に余裕がある時にゆったり行いましょう”と書いてあった。これこそ理にかなっていると思うし、作った人が言うんだもの、間違いない。
 しかし、“お雛様をしまい忘れると婚期が遅れる”という迷信を恐れている人が沢山いることをテレビやラジオで知った。アエラでも「本当なんでしょうか?」と言う質問に文面を割いていた。本当にこの一週間くらい「うっそ〜」の連続だったが、一番こけそうになったのは、うちの母までが「大丈夫なの?それで」と言ってきたこと。あのね、4月にしまう家に育って、私は23歳、姉は27歳で結婚しているでしょうが。だいたいそんなことで振り回されてると、適齢期や友達の結婚に左右されてつまらない男と結婚する娘に育つぞ!と言い返したかった。

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