水曜日◆昭和だもん…
 「メイン料理は白いご飯!」の我が家では、5年程前から土鍋でご飯を炊いている。この土鍋、決して高級品ではなく近所の百均で手に入れたものなのだが、とっても使い勝手が良く、美味しいご飯が炊ける。しかも二合も炊ける上に食洗機に入るおりこうさん。前にセラミックの土鍋を使っていた時、朝→晩と酷使していると底が抜けてしまった事があるので「一日一回しか仕事はさせない!」と労り、お弁当を作る日や、しんさんが夜ご飯を食べる日(いつも帰る暇がないので事務所ごはんです)は1.5合用土鍋で足すようにしてきた。その甲斐あってか、かなり長持ちしていたのだが、最近娘たちの食欲が増し、とうとう一回の食事で二合完食するようになってしまった(まだ8歳と6歳なのに…)。こうなると毎日二回以上は仕事をさせる事になってしまう(それでも足りないかも)。そんなわけで、数日前から一度に4合以上炊ける土鍋を探していたのだが、どうも「コレだ!」という土鍋に出会えない。土鍋の事もイマイチ良く判らないので、こうなったら前から憧れていたル・クルーゼのココットロンドを炊飯用に購入しよう!と、勇んでヤマダ電機(近所で扱っているお店がココしか思い浮かばなかった)へ乗り込んでみた。するとココットロンドは2万円前後と判明!私はてっきり一万円前後だとふんでおり、「炊飯器買うと思えば…」と考えていたのだ。そりゃあ2万円以上の炊飯器もあるのだろうが、私の頭の中の相場と倍も違うとすっかり気持ちが萎えてしまい、仕方なく店内に似たような商品がないかと物色(料理に関しては、 あっさりこだわりを捨てられる女です)してみた。そして「フランスではル・クルーゼと人気を二分する」というコピーのストウブという鍋を約一万円で発見した。これなら予算通りだし、カタチはル・クルーゼよりも無骨で私好みだ。しかしながら、このお鍋の相場もよく判らなかったのですぐには手を出さなかった。そして後日調べてみると、直径20cmのストウブで一万円弱は破格なのだが、一番欲しかった白がどう探してもストウブの商品として紹介されていない…ヤマダ電機を疑うわけでは無いが、やっぱり一万円出すからには、それなりの保証が欲しい(こうなると安さまで気になってしまう)。なのでストウブは却下し、いろいろ調べて、野田琺瑯のブリコシリーズ ブリエに辿り着いた。野田琺瑯といえば ぬか漬け用のタッパーが大人気の琺瑯メーカー。以前特集している番組を観た事があったのだが、ココのおかみさん(社長夫人?)が実際使って色々工夫している点や、何より作業工程のVTRにえらく関心したものだった。「この会社の作るものなら間違いは無いかも」と思い値段を調べると、何と定価は5千円台、楽天だと4000円以内で買えるお店を発見!買った人の評価も上々だったので購入することにした。
 そして我が家にブリエが仲間入りしてからというもの、ご飯を4合炊き、お櫃に移す毎日なので、台所がとっても昭和な風景になってしまった。誰かにプレゼントするのだったら、迷わずル・クルーゼを選ぶけれど、大してお料理が得意でない私が、必要に迫られて買う分には大満足している。ちなみに初日にもつ鍋をした(ル・クルーゼだともつ鍋はしにくいなぁ…)のだが、予想以上に保温性が高く、舌を火傷してしまった私。なかなかヤルな。

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