軟禁生活中、以前買った(この本じゃないんだ…すいません)ケンタロウの本ばかり読んでいた。なのに本に載っているレシピは一つも作らなかった。コメントの文章とか、料理の端にチョコっと映っている雑貨、キッチンのレイアウトなどなどを眺めていた…そう、私はケンタロウが大好きだという事に気がついたからだ。
 こだわりがある男の人って素敵だ。でもあるもので何とかできる人も魅力的。ケンタロウは著書の随所からセンスの良さが伺えるのに、あえて「無かったら無いでいいよ〜」と言える大らかさを見せる。「何でもいいや〜」「これで我慢しとこう」とはまた違う、もしかしたら無い状況を楽しめるような余裕…そこがたまらなく好きだ。絶対に無くては困る聖域も持っている。でもそれ以外は臨機応変、でも自分のスタイルは崩さない…難しいし、そこまで計算しているかはともかく、私にはそう見えて好きだ(何回言うねん!)。すごくこだわる人って、「コレが無いと絶対にダメ」っていうことをいいたがる気がする。揃ってないと目的そのものを物のせいにして諦めちゃったりして。例えば会う約束をした日に雨が降ったら「出掛けるの止める」じゃ済まなくて、もう「会う約束そのもの止めちゃってふて寝」してしまうような。そういう繊細さ は疲れるし、どっちかというと私がそうだから人にされると嫌だ(ワガママ)。ケンタロウなら「雨でもきっと楽しいから、とにかく出掛けよう!」って、連れ出してくれそうで好きだ(妄想混入)。
 ケンタロウの本は装丁が男らしいというか、ザックリしていてそこも好きだ。ただ、お酒があんまり飲めないらしいんだ〜残念。

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