今日は生活発表会。今年は2日に分けて開催される。私は二日目に観に行くので、子供たちの疲れが心配。しかしながら、二日目の方がリラックスしてるかな?という期待もある。
 ところが、今朝から日の調子が悪い。訳もなく不機嫌で食欲が無い。「これは…吐く風邪のパターンでは」と察しがつき、明日に賭ける為に、お休みさせる事にした。
 月を送り出し、病院へ向かう前にやっぱり吐き始めた。病院で診察を受けると、「食べたいと言うまで水分だけ与えて下さい。治ったら食べたがると思いますよ!」と言われた。しかしながら事務所で私達がお昼を食べていると、「食べたいな〜」と言い(さすがに我慢させた)。3時にお茶を飲んでいると「食べたいよぉ〜」と言い(少しあげた)。食べると吐いた。どうやら食べていないので、回復よりも食欲が勝ってしまうようだ。心を鬼にして、夕食も重湯みたいなのをほんの少しだけにした。とはいえ、明日完治しても力が出ないかな〜と心配してしまう親ごころ。
 旅行前に日が「パパにバレンタインチョコを作ろう!」と言っていた。私は「いいよ〜」と安請け合いしたが、旅行から帰ってきてからで間に合うだろうと考えていた。でもバレンタインまでにもう休日は無く、今日も普通に仕事でクタクタだったので「ごめ〜ん、チョコ作るの無理やわ」と日に言った。日は「え〜」と言っていたが、それ以上私を責めたりもしなかったので放ったまま保育所へ行った。
 お迎えに行くと日が「今日パパはお家でご飯食べる?」と聞いてきた。「ううん、忙しいから帰って来ないよ」と返事すると、「じゃあ事務所に行きたい!」と言うので連れて行くと、「パパ〜ハイチョコレート!」と言って、色紙で作ったチョコをあげていた。今しんさんは太るのを気にしているし(既にキテます)、なかなか良く出来ていたので、手作りよりこっちの方が嬉しかったんじゃないかと思う。災い転じて福となるというべきか…
 今日は卒園アルバム用の写真撮影の日。普通の洋服を着て行き、園でよそ行きに着替えるのだ。頭は朝からリボンを付けて行った。余談(私の日記は余談ばっかりですが)だが、手ごろなリボンが見付からなかったので、コムサストアのプレゼントを貰った際に、袋に付いていたものを借用した。なかなかしっかりしていた。
 夕方、日が「今日、○○ちゃんと△△ちゃんの横を私が通り過ぎたら、二人が同時に“めっちゃかわいい〜”って言ってんで!」と嬉しそうに報告した。「やったね〜それで日ちゃんは何て答えたん?」と聞くと低音で「今日はいい一日になりそうや」と言ったらしい。しかも「やのにお菓子食べてとったら鬼が来て、いい一日じゃなくなった!」と訴えてきた。可哀想やけど、母にはめっちゃ面白かった!
 娘達と「GWに六甲牧場に行って、今度こそ月ちゃんが馬(ポニー)に乗れるといいね」と話していた。一昨年の夏に六甲牧場に行った時に、月が3歳だった為に4歳以上なら体験できるポニー乗馬ができなかったのだ。日が体験している間じゅう、泣き続けていたのだが、今となってはいい想い出だ。その後に、“やぎ乳搾り”を体験したのだが、日は遠慮して体験しなかった。「本当に日ちゃんは優しいよね〜」と私が誉めると、日が「実は私、あの時手を消毒するのが面倒やってん…」と告白した。ぬゎにぃ〜あれは優しさじゃなくて遠慮でもなくて面倒だったのかぃ?ちょっとぉ〜ショックやわぁ…
 お迎えの時、月の同級生のお母さんに「私が保育参加した時に、みんなで“ジグザクお散歩”を唄ったんだけど、月ちゃんがすっごく大きな声で元気良く唄ってたのよ〜すっごく開放的でいい子育てしてるんですね!」と言われた。月は子供っぽい(子供だけど)ので、無邪気な面が出たんだと思う。しかしながらわざと小さい声でボショボショ話して、「どうしたん?」って聞いてもらうのを待つ事も多い。そんな気の引き方を心配していた私だったので、すっごく嬉しかった。家に帰って月を大いに誉めた。この開放感、ずっと持ち続けてくれるといいなぁ〜
 今日は東京から日のお友達が帰って来ているので、その子のはとこと一緒に夕食を食べようと約束していた。仕事も空いてきているので、念のため朝病院に行き、少し遅れて保育所に行く事になった。
 朝からグズグズして食が進まない様子の日。「おかしいな…」と思ったので、食事は軽くさせ、早く病院へと出掛けたが、途中で吐いてしまった…今日は家で大人しくするべきのようだ…
 結局、お友達には年明けに時間を作ってもらいました。ありがとう、早く治します♪
 実は昨日の二次会で飲んでいる時に実家から「月ちゃんがものすごく吐いてぐったりしている」と電話があった。とりあえず朝迎えに行こうと思い、家まで帰ったていたが、まだ終電に間に合うことが判明。しんさんに灘まで徒歩(飲んでいたので)で送ってもらい、一時前に実家に到着。私が帰った時は疲れて眠っていたが、何度か夜中目を覚まして泣いていた。
 そういえば保育所のお友達も吐く風邪(ノロウィルスかどうかは不明)に掛かっていると聞いた。朝も一度吐いたので救急病院へ行こうかと考えたが、食欲はないけれど機嫌はいいし、感染が心配なので止めた。もしも尾を引くようならば、帰ってからしんさんに連れて言ってもらうか、日曜日に空いている病院へ行こう。
 何とか家に辿り着き、その後は食欲は無くても元気が続いたのでひと安心。明日のイブは楽しめそうだ♪
 私の母から「お父さんとルミナリエに行けそうにないから、月曜か水曜に一緒に行ってあげて〜」と言われていた。2月にグアムに出発するのに、まだパスポートを取得していない私。この忙しさの中延ばし延ばしになってしまっているのだ。「大して遠くない旅券事務所にすら行けないのにルミナリエなんて…」と思っていたが、今日はバセドウ病の定期健診もある。思い切って検診→パスポート→ルミナリエとまとめて行っちゃう計画をしんさんに提案し、OKをもらった。娘達も早いお迎えに嬉しそう♪私も子供が産まれてから初めてのルミナリエ、ちょっと浮かれてしまう。
 旅券事務所で思いのほか時間が掛かったが、何とか手続きを済ませ、父と会って食事。昔家族でよく行った中華料理屋さんへ行った。本当に懐かしい味で、お土産に豚まんまで買ってもらった♪
 点灯頃は混むので避けたかったが、点灯10分前にルミナリエの列へ…ゆっくり歩くと子供達はぐずったが仕方がない(大人でもブーブー言ってるのが聞こえた)。「楽しみの前やから…」となだめて前進した。ようやくルミナリエのアーチが見えると、子供たちの目が文字通りキラキラになっていた。私は一応一枚ルミナリエの写真を撮ると、“ルミナリエを見ている娘の顔”を撮ろうと悪戦苦闘した。だってルミナリエ自体は毎年素人目には代わり映えしないし(随分行ってないくせに)、「この顔をしんさんに見せたい!」というキラキラ顔だったのだ。結局一人一枚ずつ(それもあんまり上手く撮れなかった)しか撮れなかったけれど、娘が感動した顔に出会えて私も感動した。本当に誘ってくれてありがとう♪
 お迎えに行くと月の目が腫れていた。どうやら泣いた後らしい。よくある事(最近特によく泣く)なので「なんでやろ〜」と軽く受け止めていると、巡回に来ていた去年の主任先生がいきさつを話してくれた。
 「月ちゃんのクラスでは、ブロックを全部バラして片付けるんですって。でもぞう組(日のクラス。今日はここで遊んだ様子)ではバラさなくていいみたいなんです。それでバラさずに片付けている○くんと揉めちゃって、○くんに“後で怒ったるからな!”と言われて泣いちゃったんです…」
 ナルホド…そういえば日曜日もお店のブロックをバラしてしまわない日に怒っていた。「ぞう組さんで遊んだ時は、ぞう組さんのしまい方でいいんよ〜」と話して家に帰った。
 家に帰ってからも「○くんに“後で怒ったるからな!”って言われた…」と何度も怯えていた。私はこういう言い方しないようにしている(子供の頃「その場で怒れよ〜忘れちゃうよん!」と思っていたので)んだけど、アニメの世界では「覚えていろよ!」というのが負けた悪者の決めセリフになっている。という事は普通(ヒネてない)の子供には怖いんだ〜なるほど。
 「○くんももう怒ってないよ!脅かしただけだって言ってたよ!(そこまで詳しく話していないが、そんな風な事を主任先生が言っていた)」と言い、それから月は怯えなくなった。言葉ってかなりの威力があるなぁ〜私も小さい頃、父からよく「シバイタル!」って言われた時、意味は解らないけど怖かったものだ。嫌な言霊だ…
木曜日◆定規アンパンマン
 最近、月が簡単なテンプレート(○や三角がなぞって描けるやつ)を使って絵を描き始めた。自分でも絵が下手だって意識しているだけでなく、あるものを工夫して大好きなアンパンマンを描いているのには感心した。私って親ばかかな〜としんさんにも見せると、しんさんも感心していた(二人揃って親ばかかも)。ちなみに私は“寝ているアンパンマン”が一番お気に入り。
 保育所の先生(男)が結婚されると通知があった。月はいつも「パパと結婚する」と言いながら、「でも本当は○○先生と結婚するねん」とわざわざ私に耳打ち(しんさんにもバレバレだけど)するほど、心から大好きな先生なのだ。春に月があんまりご執心なので、「結婚しているかどうか聞いてみて!」と日を密偵(バレバレだったとは思うが)に放った心配性の私。手紙を読んだ時、「月は知ってるんかな〜泣くかなぁ」と心配した。
 お迎えで月に会った時、ハイテンションだったので「○○先生結婚するんだって!」と軽く言うと、「そうやねん!月ちゃんは△△くんと結婚するねん!」と跳ねながら応える月…はぁっ?「あっちが駄目ならこっちにしとこっ♪」って感じか…日もすぐに同じクラスのお友達を好きになるけど、「なんで?」って聞くと、「だって日ちゃんの事好きって言ってたもん!」と答える事が多い。娘達、もっとポリシーを持ちなっ!ママなんてパパに2回フラれても諦めなかったんだから!
 今日は待ちに待った運動会。雨で延期になってしまったが、初めてしんさんと私の両親も来る事ができた。私の姉と姪は、今日キャンプに行くというので、来れないとふんでいたが「毎年来ているから」と出かける前に来てくれた。ありがと〜
 初めにみんなで体操。日は体操係(日は“たいそうばかり”と言っていた。係りが決まってから他の係りが羨ましくなったらしい)なのでなのでみんなの前で見本の体操を披露。でも思ったより元気がない。手の振り方もだんだん小さくなっていく…終わってから聞くと「恥ずかしくなっちゃって…」と言っていた。6年前はお友達は多くのお客様の前で泣いちゃったりしていたのに、全く動じてなかった日。恥ずかしさも成長の証だと感じた。お疲れ様。
 月のクラスの演技(?)には、前日に担任の先生から「子供たちに任せているので、そのやりとりをよく見てあげてください」とお手紙をもらっていたので、最後に大きな円ができた時は感動した。次の競技で、月は初めに走るのだが、途中積み木の絵を合わせる時になって、一緒の組のお友達が知らん顔だったので一人で合わせていた。とても大きな積み木で一人ではかなり難しく、相手のチームはどんどん進んでしまった。何だか会場も「大丈夫?」という空気に包まれてしまって、私でも投げ出したい気分になったけど、月は最後まで頑張った!「やった〜」と一息ついていると、「月ちゃんアンカーやねんね〜」と他のお母さんに言われた。見るとまた月が並んでいる…どうやら一人休んでいるので、もう一度出るようだった。もうアンカーが走る頃に隣のチームはゴールしていて、またもや寂しいレースだったけれど、今度はみんなが応援してくれて、それでも相変わらずマイペースな月で、慎重に積んでいた。こちらもご苦労さん。
 運動会のメイン演技は何と言ってもぞう組の竹馬。日は「もっと高いのに乗れるのに乗らせてもらえない」とずっと不満を言っていたのだが、今日理由がわかった。竹馬で障害物をこなしたり、得意技(サッカーや片足乗り、逆さま乗り、駆けっこ等)を披露するのだ。だからある程度乗りこなせる高さを早い段階で決めて練習したんだ〜納得。日はサッカーチームで、しんさんはしきりに感心してシャッターを切っていた。
 次はぞう組のリレー。日の白チームはいつも負けているらしく、「青には○○くんがいて、いっつもそこで抜かれるねん!」と言っていた。けれど、当日は○○くんが登場する前にバトン渡しに失敗してさらに白チームが負けていた。そして順番がズレて日が○○くんと走る事に…○○くんと並んだのはほんの一瞬で、日はスローモーションで走っているようだった。後で聞くとかなりコースアウトしていたという。そういえば「内側走ったら負けやもん!」と言っていた。変に融通が利かない所、私そっくりだ。恐らく普通に走ってもさほど早く無い点も…やれやれ、お疲れ様でした♪
 途中保護者参加競技で「子供運び」があり、非力な私は恐れていたのだが、時間の都合で無くなり(ホッ)、11時40分頃解散となった。今年は月の頑張りも、日の竹馬も家族で満喫できて最高だった。願わくば日が赤ちゃんの時担任だった先生に見て欲しかった〜(当日風邪をひいて来られなくなったらしい、残念)6年前、運動会の雰囲気に泣いちゃった男の子が、今日は司会進行をしていたり、いつもはずかしがりやの女の子が、堂々とマイクでしゃべっていたりと、他の成長ぶりも堪能しました(もちろん、他の学年の子も!書ききれないので割愛!)
 みんなで昼食を楽しみ(月は恐ろしいほど食欲全開だった)、子供を両親に託し、1時過ぎには奈良に向かって出発できた。さあ年に一度のお楽しみだ〜
 今週は運動会があるので、今は練習まっさかり!特に日は最終学年なので、係が振り分けられいて大変らしい。今朝も「もう練習嫌やな〜しんどいもん!」と幼児らしからぬ発言をしていた。
 夜、一緒にお風呂に入っていると、「ママ〜運動会で“魔女の宅急便”の唄掛かるねんで♪」と教えてくれ、ルージュの伝言を歌い出した。この唄は「あの人のママに逢うために…」と、何故か彼の浮気を彼のお母さんに言いつけに行くという理解できない歌詞の唄だけど、日は「あの人にめぐり逢うために♪」と満面の笑みで唄っていた。曲調も楽しそうだし、いつか電車に乗っていい人にめぐり逢えるといいねぇ。
 今日は日のピアノ教室初日。朝から浮かれっぱなしの日をたしなめる事数回、少し疲れてきた私。
 仕事を早めに終わらせてもらって、5時15分頃からレッスン開始。まずはピアノ実技(?)。真後ろからはピアノの指使いが見えないので、私は後ろで聞いていて、難しいなぁって脱落。ひたすら同行して退屈している月を止める作業になってしまった。ピアノ実技(?)の後、音符のお勉強の時は、月も一緒にさせてもらってひと安心。内容も私でもわかる範囲だったから、家に帰って聞かれても大丈夫だ。
 レッスンを終了すると、かなり疲れてしまった私。でも日は「早く月曜日にならないかなぁ(まだ月曜日なのに)」って待ち通しそう。家に帰ってから、一日一回は、おもちゃの鍵盤(これしかないんだもん)で練習すると約束した(いつまで続くことやら…)。これからも月を一緒に連れて行くかが問題だが、先生は「ためになるから是非次回も連れて来てね〜」と言ってくれたのだが、それが一番疲れるわぁ。とりあえず第一回目のピアノ終了!
 前々から日に「ピアノかバレエ習わせて〜」と懇願されている。最近まで余裕が無かったので、「今は無理!」と言っていたが、事務所が近くなり、時間は作れそう。おまけにスイミングやヤマハなんかに通うお友達もチラホラ(保育所の子は習い事する暇なんて無いと踏んでいた私。世間知らずでした)…。行かせない理由が無くなってきたので、一つは習わせてあげようと細々とリサーチしていた。
 先日偶然近所のバレエ教室から出てきたお友達親子を発見!「バレエってハイソな感じがするねんけど、お付き合いとかどうなん?」といきなりぶしつけな質問をする私。するとどう考えても私よりハイソなその友達が「うん、ちょっと大変やけど、この子が一生懸命やから、何とかついていってるよ♪」というお返事。この時点でバレエは却下。彼女はヤマハにも通っているというので、聞いてみると、「ピアノは一生の財産やから絶対やった方がいい!」と言われた。そこでピアノに絞って更にリサーチしていると、とっても仲良くしているママ友達もピアノ教室を探していたので、ヤマハの情報を教えてもらったりして、情報交換。結局私は通うなら、自宅から歩いて3分くらいの個人レッスンにしようかな〜という結論に達した(近いうえに、同じ保育所の先輩がたくさん通っている)。そこで本日は日と同じクラスのお友達のレッスンを見学させてもらう事になり、日は食い入るように見学して、「やっぱりやりたい!」と言ったので申し込む事になった。ケチ(改め倹約家)の私は、娘たちが小学校六年生まで通った場合の月謝やテキスト代を試算したりして大忙しだったが、何とか捻出できるとわかると私まで楽しみになってきた。思えば小さい頃、ピアノがないからという理由で通わせてもらえず、結婚直前にヤマハに通ったが、全く駄目だった私。娘にきっかけを作って、合わなかったら仕方ないし、合えば人生の楽しみが増える〜いい経験ができるといいね♪
 実家なので朝寝坊してしまった私。子供たちは6時半頃から起きて活動しているという(すんません)。この時は絵を描いていた。
 しんさんも私も絵は下手ではない。しんさんは高校生の時、画家に習いに行っていたくらいだ。私も自由に描くのは好きで、学生時代は文集のカットをよく頼まれていた。なので日がなかなか上手に描くのは納得できる。しかしながら月は本当に下手の下手で…ぬり絵も元絵が判らなくなるくらい塗りつぶしてしまう。劣等感を植え付けるのは良くないからと、見てみぬフリをしているが、「絵の下手な子ってこんな感じなんだ…」としばしば呆然とする。最近では「見え方が違うのかな?」って興味すらわいてきた。
 今描いた絵を見ると、月の絵が少し上達して丸の中に目や口らしき点々が存在するようになっていた。「月ちゃん上手になったやん!」と誉めると、「これ○○ちゃん。髪が長いから」と言って別の絵を見せてくれた。確かに丸に長い髪が描いてある。すご〜い、と感激したが、鼻(らしきもの)を見ると丸の中に二個丸がある…まるでブタの鼻みたいに。これじゃあ○○ちゃんが可哀相だ。
 「月ちゃん、女の子の鼻をブタみたいに描いたらあかんよ!」と言うと、「え〜鼻ってこんなんやで!ママのも」と言って私らしき絵を出してきた。髪が短く、目の辺りに丸が描いてあり(多分眼鏡)、鼻はやっぱりブタ鼻だった。「だって〜お鼻は穴があるもん!」と言う。月は背が低いから、殆どの人を下から観ている。それでみんなの鼻の穴がよく見えるようだ。
 こいつ、絵は下手でも観察力はあるな(←親バカ)。
 晩御飯が終わると日が「今日読んだ本ね、すごく可愛そうやねん…妹が死んじゃうねん」と言った。私も日のクラスで戦争の本を読んで朝から泣いちゃったので、「戦争の話?」と聞くと、「ううん、いじめられて、ひっそり死んじゃうねん…めっちゃ悲しいねん」と言った。私は「可愛そうやけど、自殺は絶対にいかんねんで。それは心が弱い。日がいじめられたら絶対に一人で悩まんと相談できる人に相談しな。ママに言いにくかったら、パパでもおばちゃんでも保育所の先生でもいいねんで。小学校に行っても保育所は近いしな」と言った。でも後日この本を読んで、このいもうとは自殺したわけでなく、本当に無気力になって死んでしまったことが判った。小学4年生だったいもうとはいじめた子が高校生になって、人生を謳歌しているのを感じながら、一人部屋で鶴を折り続けて死んでしまったらしい…本当に悲しい、そして考えさせられる話だった。
 私もけっこういじめられっこだった。私は体を傷つけられる事はなかったけれど、よく無視された。でも私には夢があったので、こんなことは時間が経てば想い出になると冷めていた(嫌な子供?)。私の夢は綺麗になって、バリバリ仕事して、男をとっかえひっかえして(要するにトレンディドラマの主人公みたいに)…という実にくだらないものだったけど、この夢のお陰で全く死にたいとか、無気力になることはなかった。もしも自分の子供がいじめられたら、「そんな小さな世界でいじめられても、他にも世界はたくさんあるし、自分に合わない世界はある!」って教えてあげたい。そして自分を磨くこと(あっ今の私は夢は全く叶ってないし、自分もこれといって磨かなかったけど何とか幸せになりました!)。何があっても自分の幸せを諦めてはいけないと思う。
 ↑THE HIGH-LOWS↓の“即死(すごいタイトル)”という詩に「何が正しいか知らない、何が楽しいか知ってる♪」というのがあるが、本当にその通りだと思う。みんなとなじめない自分を否定して(正しくない)、“もっとあそびたかった、もっとべんきょうしたかった(好きだったのにできなかった)”と死んでいった妹を助けられなかったのは本当に悲しい。彼女のいた小さな世界は正しくなんかないし、好きなことに遠慮しないで欲しかった。それに気付く前に心から体が蝕まれてしまった事に、やるせない気持ちでいっぱいになる。
 何だか何かをしたい気持ちで“わたしのいもうと”を検索すると、かなり小学校の道徳の時間で使われているようだ。いじめる子供は想像力が足りないと私も思う。こうやっていじめを受けた気持ちを垣間見るだけでも、辛い気持ちを抱える子供(大人も)が減っていると信じている。
 しかしながらいじめはなくならないと思う。人と人とは違っていて、違う人同士が生活すると摩擦が起きる。でもその摩擦は人生の糧となるものであって欲しいと強く願う。どこでもいつも誰とでも仲良くなんてできないけれど、合わない人からって攻撃しない。そういう最低限のルールを教えていかなければいけないと思う。
 すごく悲しくて、仕事中もひきずってしまう私だけど、読んで良かったと何故か思える。本当にこの本を私に教えてくれた娘に感謝したい。ありがとう。そしてこの本を読んで感じることが出来るようになった娘の心の成長にも、改めて感動した。その気持ち、忘れないで大きくなあれ。
 先週末週から私を縛り付けていた仕事が無くなったので5時に仕事を終える事ができる。だからお迎えの時も余裕で、いろんなお母さんや先生と会話を楽しむ事ができる。すごく嬉しい。
 今日もおしゃべりしながら、ふと月が居ない事に気がついた。探しながら二階(日も月も二階に部屋がある)へ行くと、帰りの準備を終えて、満足そうな月が仁王立ちしていた。「すごい!月ちゃんいつからそんなお姉さんになったん?」と誉めると、「あしたから!」と自信満々に答える月。うーん、今日からでいいと思うよ…謙遜か?
 昨日の日記で「家族で御飯を食べれて…」と書いたばっかりだが、あまりの忙しさにアルバイト君ともども残業になってしまった。当然、お弁当を手配するのでしんさんは帰って来ない。昨日の残り物をリメイク(昨日はパスタ三昧だったので、ミートソースをラザニア風にしたり)できるので、私は楽。5日目にしてネタが尽きてきたので「たまにはいいよ〜」って感じだけど、子供たちはしょんぼり。なので夕方買い物に行くついでに、事務所に寄った。月は昼間ここに居たので普通に「バイバ〜イ」していたけど、日は微笑みながらモジモジ。仕事中だから長居するとこまるな〜という私の心配をよそに、そそくさと離れていった。
 商店街に向かう途中、日が「アルバイトのお兄ちゃん、カッコ良かった…」と白状した。そっか〜それでモジ日になってたんだ。いいセンスしてるじゃん、ママもそう思うよ〜
 実はママ友達から「今週のお泊り保育の時に、飲みに行かない?」と誘われていた。金&土は忙しく、12時過ぎる事も多い私だが、頑張れば9時に終われる日もある。「とにかく場所が決まったらメールちょうだい」と返事をしていた。
 昨日の夕方日が「耳が痛い」と言ってきた。長く鼻を垂らしていたし、絶対に中耳炎だと直感した私は今朝病院へ行くために仕事を休んでいる。本当におとまり保育に行けなかったら可愛そう…とにかく軽い中耳炎であってほしいと願うばかりだ。
 診察を受けると、耳はまったく問題ないと言われた。鼻水を吸引してもらうと恐ろしくベタベタした鼻がとれたのが見えた。どうやらベタベタが長くくすぶっていたので気持ちが悪かったようだ。小児科でもらった薬を見てもらい、これ以上何の薬も必要ないと太鼓判を押された。あ〜良かった。日のドロドロの鼻水と引き換えに、私の飲み会参加率は絶望的となったが、本当に良かった…

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